・イチオシメニュー



北海道に店を構える「saveur」は、北海道各地の豊かな食材をフランス料理の技法で丁寧に仕立てる、小さなフレンチ・ビストロである。北海道といえば海鮮や寿司を思い浮かべる人も多いが、同店が届けるのは、魚介だけではない北海道の魅力。旬の魚介や野菜、厳選した肉を一皿に仕立て、素材の持ち味を最大限に引き出すことで、北海道の新しい美味しさを提案している。
・こだわり
料理の主役となるのは、北海道各地の生産者から届く、その時季ならではの食材である。季節によって表情を変える魚介や野菜、素材の状態を見極めて選んだ肉など、その時に最も美味しいものを取り入れることを大切にしている。旬の食材は、それだけで豊かな香りや旨みを持つもの。そこにフランス料理ならではの技法を加えることで、素材の魅力をさらに引き立て、一皿の中に奥行きのある味わいを生み出している。
17時30分と18時30分からは、「季節のおまかせコース」を用意。北海道の旬を存分に味わえる構成となっており、その時季にしか出会えない食材との出会いを楽しめる。料理の内容は季節や仕入れによって変わるため、訪れるたびに新しい発見があるのも魅力である。
一方、19時30分以降は「アラカルト」を中心に楽しめるスタイルへ。自家製シャルキュトリをはじめ、旬の魚介を使ったオードブル、素材を厳選したメイン料理など、好みやその日の気分に合わせて料理を選べる。コース料理ほど構えず、気になる料理を少しずつ味わいながらワインを楽しむという使い方ができるのも、ビストロならではの魅力だ。
店内の中心にあるのは、シェフが料理を仕上げるフルオープンキッチン。カウンター越しに広がる調理風景も、saveurで過ごす時間の一部となっている。肉が焼ける音、立ち上る炎、ソースから漂う芳醇な香り。料理が完成していく過程を目の前で感じられる臨場感は、一般的なレストランとはまた違った楽しさを与えてくれる。
カウンターは8席のみ。だからこそ、料理と人との距離が近く、シェフの仕事を間近で感じられる。フランス料理というと、どこか格式高く、少し緊張してしまうイメージもあるが、saveurが目指しているのは、もっと自然体で楽しめる場所である。肩ひじ張らず、料理とワインを楽しみながら、自分のペースでゆっくり過ごせる。お一人様でも気兼ねなく利用できる落ち着いた空間も嬉しいところだ。
北海道旅行では、海鮮や寿司を目当てに訪れる人も多い。しかし、北海道には魚介だけでは語り尽くせない豊かな食材がある。大地が育てた野菜、厳選された肉、そして季節ごとに届く魚介。それらをフランス料理の技法で仕上げることで、焼きたての香ばしさや絶妙な火入れ、ソースの深い旨みといった、フレンチならではの味わいへと昇華させている。
北海道の素材を知り尽くし、その魅力を別の角度から楽しませてくれる「saveur」。旬の食材との出会い、目の前で繰り広げられる調理の臨場感、そして料理とワインを囲む穏やかな時間。そのすべてが重なり合い、北海道で過ごす夜を特別なものにしてくれる。海鮮や寿司とはまた違う「北海道の美味しさ」を探しに、ぜひ訪れたい一軒である。
・ 店舗情報詳細
saveur
011-314-6138
北海道札幌市中央区南六条西3-6-31 ジョイフル酒肴小路ビル 3F
17:30/18:30 おまかせコース(要予約)
18:30/19:30 ショートコース|平日・日曜限定(要予約)
19:30~ アラカルト(要予約)
水

