・イチオシメニュー


兵庫県淡路市中村に店を構える「FUKUYA」は、昼と夜で異なる楽しみ方ができる、地域に根差した一軒である。もともとあった駄菓子屋を半分改装してつくられた店内には、どこか懐かしい雰囲気が残されている。親しみやすい空間で提供する料理はすべて手作り。気軽に立ち寄れる温かさと、素材にこだわった料理の美味しさを兼ね備えている。
・こだわり
昼の部で楽しめるのは、こだわりのラーメンである。メニューは「鯛塩ラーメン」と「鶏白湯ラーメン」の二種類が中心。どちらもそれぞれ異なる魅力を持ち、その日の気分に合わせて選べるのが嬉しいところだ。
鯛塩ラーメンは、鯛の上品な旨みを活かした一杯。すっきりとした塩味の中に魚介の豊かな風味が広がり、あっさりとした味わいながらも物足りなさを感じさせない。スープをひと口、またひと口と飲み進めるほどに、鯛の旨みをじっくりと感じられる味わいである。
一方の鶏白湯ラーメンは、鶏の旨みをしっかりと楽しみたい人におすすめしたい。まろやかでコクのあるスープは濃厚な味わいが魅力でありながら、最後まで食べ進めやすいバランスに仕上げている。魚介の繊細な旨みを楽しむ鯛塩と、鶏の濃厚なコクを味わう鶏白湯。対照的な二つの味を、その日の気分で選べるのがFUKUYAの楽しみである。
そして、夜になると店の表情が変わる。夜の部では、淡路の地魚料理をメインにした料理を提供。淡路島ならではの豊かな海の恵みを、地魚の美味しさを活かしながら一品一品丁寧に仕立てている。昼のラーメンとはまた違い、ゆっくりと料理を味わいながら食事を楽しめる時間となっている。
夜は予約優先となっているため、地魚料理を中心にしっかりと楽しみたい場合は、事前に予約して訪れるのがおすすめである。一方で、夜の時間帯でもラーメンのみの利用ができるのも嬉しいポイント。昼に食べ損ねた人はもちろん、夜にさっとラーメンを味わいたい人も気軽に利用できる。
一軒の中で、昼と夜それぞれ違った魅力に出会えるのがFUKUYAの面白さである。昼は手作りのラーメンを気軽に楽しみ、夜は淡路の地魚をゆっくり味わう。目的に合わせて使い分けられるため、地元の人の日常使いから、淡路島を訪れた際の食事まで幅広いシーンに寄り添ってくれる。
駄菓子屋を半分改装したという背景も、店の温かな雰囲気をより印象的なものにしている。昔ながらの親しみやすさを残した空間で、手作りの料理を味わう時間は、どこかほっとする心地よさがある。
淡路島の昼と夜、それぞれの美味しさを楽しめる「FUKUYA」。鯛の旨みを感じる塩ラーメン、濃厚な鶏白湯、そして夜に味わう地魚料理。気軽な一杯から、予約をして楽しむ夜の食事まで、訪れる時間によって異なる魅力を届けてくれる、淡路島で覚えておきたい一軒である。
・ 店舗情報詳細
FUKUYA
0799-85-3080
兵庫県淡路市中村624-5
昼11:30-14:30
夜18:00-22:00
不定休

