・イチオシメニュー




広島県広島市南区仁保新町。住宅街の中に、焼きたてパンの香ばしい香りがふわりと広がるベーカリーがある。「パンとぼく」は、自家製オリジナルベーグルを中心に、“ここでしか出会えないパン”を届け続けている人気店だ。
・こだわり
店に入るとまず目を引くのが、種類豊富に並ぶベーグルたち。定番系から惣菜系、甘い系まで幅広く揃っており、「今日はどれにしよう」と迷う時間さえ楽しい。ころんとした見た目も可愛らしく、一つひとつに手作りの温かみが感じられる。
この店のベーグルは、ただ種類が多いだけではない。食べると驚くのが、そのもちもち感と小麦の風味。しっかり食感がありながら重たすぎず、“毎日食べたくなる美味しさ”に仕上げられている。
そんなパンを作っている店主は、実は中学生の頃から“パン屋になる”という夢を持っていたという。
その夢を叶えるため、高校は調理師免許を取得できる学校へ進学。卒業後はさらにパンの専門学校へ入学し、本格的にパン作りの道へ進んだ。夢を“好き”だけで終わらせず、きちんと学び続けてきた姿勢から、店主のパンへの強い想いが伝わってくる。
さらに驚くのは、その経験の豊富さだ。これまで研修や短期アルバイトも含め、なんと9店舗ものパン屋で経験を積んできたという。それぞれの店で製法や考え方を学び、自分なりに吸収してきた。
「どの経験も今の自分に繋がっています」と話す店主。その言葉通り、パンとぼくのパンには、単なる“流行り”ではない、積み重ねてきた技術と経験がしっかり詰まっている。
また、パン屋だけでなく、社員食堂で8年間働いていた経験も、この店に大きく活かされているそうだ。毎日多くの人に食事を提供してきたからこそ、“食べやすさ”や“また食べたくなる味”を大切にしているという。
実際にパンを食べると、その優しさがよく分かる。見た目のインパクトだけではなく、最後まで飽きずに食べられるバランス感覚がある。派手すぎず、でもしっかり美味しい。その絶妙な距離感が、地元のお客様に愛される理由なのだろう。
店主は「僕にしか作れないパンを届けたい」と語る。長年学び続け、たくさんの現場を経験してきたからこそ生まれる、“パンとぼく”ならではの味。それは単なる技術だけではなく、店主自身の人生や経験が詰まったパンなのかもしれない。
また、車で来店する人への配慮も嬉しいポイント。提携駐車場である“三井のリパーク”を利用したお客様には、30分のサービス券を渡しているそうで、「気軽に立ち寄ってほしい」という想いが感じられる。
夢を追い続けてきた店主が作る、ここだけのパン。温かな空間と、こだわりのベーグルたちが迎えてくれる「パンとぼく」には、今日も焼きたての幸せな香りが広がっている。
・ 店舗情報詳細
パンとぼく
082-909-9808
広島県広島市南区仁保新町2-6-40
9:00-(売り切れ次第終了)
火曜・水曜・日曜(不定休あり)

