・イチオシメニュー



栃木県芳賀郡芳賀町に店を構える「麺屋 一里」。地元で長く愛され続けるこの店の魅力は、一杯のラーメンに込められた徹底した素材へのこだわりにある。流行に左右されることなく、自らが納得できる味を追求し続ける姿勢が、多くのファンを惹きつけている。
・こだわり
そのこだわりを語る上で欠かせないのが、自家製麺である。一里では栃木県産小麦を100%使用。「タマイズミ」と「イワイノダイチ」という二種類の小麦粉を独自にブレンドし、さらに3日間じっくりと熟成させている。時間をかけて寝かせることで小麦本来の風味や甘みを引き出し、しなやかなコシと豊かな香りを実現。口に含んだ瞬間に広がる小麦の存在感は、自家製麺だからこそ味わえる特別なものだ。スープとの絡みも良く、一口ごとに素材の良さを実感できる。
麺と並んで店主が強いこだわりを持つのがスープづくりである。使用するのは国産の鶏ガラ、丸鶏、豚ガラのみ。素材の旨味を最大限に引き出すため、長時間丁寧に炊き上げている。そして何より特徴的なのが、化学調味料を一切使用していないことだ。近年では「無化調」を掲げる店も増えているが、一里では開業当初から素材の力だけで勝負してきた。
化学調味料に頼らないスープづくりは決して簡単ではない。素材選びから仕込みまで多くの手間と時間が必要となる。しかし店主は、その手間を惜しまない。じっくりと炊き出されたスープは雑味がなく、優しく澄んだ味わい。それでいて鶏と豚の旨味が幾重にも重なり、奥深いコクを生み出している。飲み進めるほどに旨味が広がり、最後の一滴まで味わいたくなる仕上がりだ。
看板メニューの醤油らー麺は、そんな自家製麺と無化調スープの魅力を存分に堪能できる一杯。派手さではなく、素材本来の美味しさで勝負するその味わいは、多くの常連客から支持を集めている。初めて訪れる人はもちろん、何度も足を運ぶ人が多いのも納得だ。
地元・栃木の恵みを活かした自家製麺と、国産素材だけで丁寧に仕上げる無化調スープ。一杯のラーメンに込められた誠実な仕事と情熱こそが、「麺屋 一里」が長く愛され続ける理由である。流行を追うのではなく、本当に美味しいものを届けたい。その真っ直ぐな想いが、今日も多くの人の心とお腹を満たしている。
・ 店舗情報詳細
麺屋 一里
028-677-5719
栃木県芳賀郡芳賀町下高根沢3919-414
11:30-14:00
17:30-20:30 (LO 20:00)
※スープがなくなり次第終了
月

