おと・ひめ

イチオシメニュー

・玄米おむずび
・もつ煮込み
・お味噌汁のセット

富山県富山市豊田町1-12-21。住宅街の一角に店を構える「おと・ひめ」は、食と音楽がゆるやかに交差する、少し珍しい空間だ。扉を開けると、まず感じるのは肩の力がすっと抜けるような空気感。ここでは「きちんと美味しいものを食べながら、音を楽しむ」ことが、ごく自然に共存している。

・こだわり

この店の軸にあるのは、酵素玄米。使用するお米は、富山県内の契約農家から仕入れるものだけを厳選している。さらに、水にも妥協はない。二段階の浄水器を通した水で炊き上げることで、酵素玄米特有の深みを引き出しながら、つややかでふっくらとした仕上がりに。「同じお米でも、水が変わるだけで全然違うんです」と店主は話す。

酵素玄米に合わせる具材やおかずは、すべて手作り。無添加、化学調味料不使用を基本とし、素材本来の味を生かすことを大切にしている。派手な味付けではなく、食べ進めるほどに体が喜ぶような、やさしい味わいが印象的だ。日々の食事としても、安心して選べる一皿が並ぶ。

一方で、「おと・ひめ」を語るうえで欠かせないのが、音楽の存在だ。「楽器を弾きながら、みんなでワイワイできる場所をつくりたかった」。そう語る店主の言葉どおり、店内には自然と音が集まる。決まったステージがあるわけではなく、思い立った人が楽器を手に取り、音を鳴らす。その自由さが、この店ならではの魅力になっている。

演奏の上手さやジャンルは関係ない。大切なのは、音を通して人がつながること。「ミュージシャンのたまり場になればいい」。そんな想いが、無理のない形で空間に息づいている。初めて訪れた人も、気づけばリズムに身を委ね、自然と会話が生まれていく。

食事も音楽も、どちらかが主役になるのではなく、互いを引き立て合う関係。酵素玄米の滋味深さと、店内に流れる生の音が、不思議とよく馴染む。

丁寧につくられた料理と、自由な音のある場所。「おと・ひめ」は、日常の延長線にありながら、少しだけ心と体を整えてくれる。富山の街に根を張り、人と音が集う居場所として、今日も静かに、にぎやかな時間を紡いでいる。

・ 店舗情報詳細


店名

おと・ひめ

お問い合わせ

050-8892-9040

住所

富山県富山市豊田町1-12-21

営業時間

火・水・木・日

11:00-17:00

金・土

11:00-21:00

定休日