・イチオシメニュー

店名に掲げられた「酒麺」という言葉通り、きっしゃんが大切にしているのは、酒とラーメンを切り離さず、一連の流れとして楽しんでもらうこと。まずは一杯、そこに合う肴をつまみ、最後はラーメンで締める。そんな関西らしい日常の過ごし方を、自然体で受け止めてくれる店だ。
看板となるラーメンは、派手さよりも完成度を重視。スープは豚骨・鶏ガラ・モミジなどを使用し、白濁するまでじっくりと炊き上げる。さらに一度寝かせたスープを、二日寝かせたスープに継ぎ足して使うことで、コクと深みを重ねていく。濃厚でありながら後味は重くならず、飲んだ後でも自然と箸が進む設計だ。「一口目より、最後の一口が美味しいラーメンを目指している」という店主の言葉が、そのまま味に表れている。
麺はスープとの相性を最優先に選定。啜り心地や喉越しまで計算されており、スープと一体になって完成する。具材も主張しすぎず、チャーシューやネギが全体のバランスを整える役割に徹している。
酒の肴として人気なのが、手作りの水餃子。皮から丁寧に仕込み、もちっとした食感とジューシーな餡が特徴だ。軽く一杯やりながらつまむのにも、ラーメン前の一品としても重宝されている。
10月から3月にかけては、丹波篠山産の猪肉を使用した牡丹鍋も提供。旨味の強い牡丹肉を使いながら、比較的手頃な価格で楽しめるのが魅力で、寒い季節の定番として親しまれている。
店内は喫煙可能で、20歳未満は入店不可。大人だけが共有できる空間だからこそ、酒も料理も遠慮なく楽しめる。
酒麺きっしゃんは、特別な演出をする店ではない。しかし、何気ない一日を心地よく締めくくる力を持っている。江坂という街の日常に寄り添いながら、今日も変わらず、酒と麺のちょうどいい関係を提供し続けている。
・ 店舗情報詳細
酒麺きっしゃん
06-6339-1777
大阪府吹田市江坂町1-23-5-102
<ランチタイム>
11:45~14:30(L.O.14:00)
<ディナータイム>
17:30~23:30(L.O.23:00)
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