湯布院ばくだん焼本舗

イチオシメニュー

・レギュラー
・ダブル明太子
・ネギ塩マヨ

大分県由布市・湯布院町。湯の香漂うこの地の中心、観光客でにぎわう湯の坪街道の一角に、ひときわ香ばしい香りと湯気を漂わせる店がある――それが「湯布院ばくだん焼本舗」だ。丸い鉄板の上でじゅうじゅうと音を立てながら焼き上がる巨大なたこ焼きのような“ばくだん焼”は、通りを歩く人々の足を止めずにはいられない。

・こだわり

その名のとおり、直径約8センチの「ばくだん焼」はまるで小さな球体グルメ。外はカリッと香ばしく、中はとろりとした濃厚な生地。その中には、タコ・エビ・イカ・ウインナー・コーン・チーズ・キャベツなど、なんと10種類以上の具材がぎっしり詰まっている。ひと口ごとに異なる食感と旨みが広がり、食べ進めるたびに新しい発見がある。

「見た目のインパクトだけじゃなく、“一つで満足できる味の完成度”を大切にしています」と語るのは店主。観光客が気軽に立ち寄れ、熱々をほおばって笑顔になれるように――そんな想いが、ひとつひとつのばくだん焼に込められている。

最大のこだわりは、生地と焼き加減のバランス。外側はしっかりと焼き上げて香ばしさを出しつつ、中はとろりとクリーミーに仕上げる。温度管理が難しく、数秒でも焼きすぎれば生地が硬くなる。鉄板の温度や具材の水分量を常に見極めるのが、職人の技だ。

さらに、味の決め手となるのが秘伝のソース。甘辛い中にスパイスの香りがほんのりと効いており、濃厚な具材にも負けない深みを持たせている。そこにマヨネーズと青のり、鰹節をトッピングすれば、まるで小さな“お好み焼きの世界”が口の中に広がる。

観光地・湯布院という立地も、「ばくだん焼」を特別なものにしている。温泉街を散策しながら手に取れるように、食べ歩きしやすい紙カップスタイルを採用。アツアツの状態を保つため、焼きたてをそのまま提供するのもこだわりのひとつだ。

「湯布院ばくだん焼本舗」では、定番のソース味のほかにも、チーズや明太マヨなどのバリエーションメニューも人気。寒い季節には手のひらを温めながら頬張るその一瞬が、湯布院の思い出の味になるという。

「お客様の“おいしい”の一言が何よりうれしい。観光の途中でちょっと立ち寄って、元気をチャージしてもらえたら」と店主は笑顔で語る。

手のひらサイズに詰まった熱と香り、そして職人の情熱。
湯布院ばくだん焼本舗は、名湯の町・湯布院を訪れる人々に、温泉とともに“もうひとつのあたたかさ”を届けている。

・ 店舗情報詳細


店名

湯布院ばくだん焼本舗

お問い合わせ

0977-28-2400

住所

大分県由布市湯布院町川上1101-6

営業時間

9:00 – 18:00

12月-2月/9:00-17:30

定休日

不定休