洋食屋 フライパン

イチオシメニュー

・ローストビーフ
・大西海SPF豚トルコライス
・日替わりランチ

長崎市浜町の一角、浜津ビルの3階に佇む「洋食屋 フライパン」は、世代を超えて愛され続ける温かな洋食店です。店名からも伝わるように、ここで生み出される料理はすべて、家庭的でありながら本格的。訪れる人々に「安心して食べてもらえる料理」を提供することを大切にし、創業以来変わらぬ手作りへのこだわりを守り続けています。

・こだわり

その根幹にあるのは「素材への誠実さ」です。野菜は地元・長崎で採れたものを中心に、その日に仕入れた新鮮な食材を使用。季節によって顔ぶれが変わる野菜たちは、料理に豊かな彩りと風味を与えます。春には柔らかな山菜、夏にはみずみずしいトマトやナス、秋には滋味深い根菜、冬には甘みが増した白菜や大根。自然の恵みをそのまま活かし、食材ごとに異なる個性を最大限に引き出す料理を提供しています。米もまた国産100%にこだわり、粒立ちがよく、ふっくらとしたご飯が洋食の味をしっかりと受け止めます。

料理の味を支えるソースやスープも、もちろんすべて手作り。デミグラスソースやホワイトソースなど、洋食に欠かせない基本の味わいを一から仕込み、時間をかけてじっくり煮込むことで、深みと奥行きのある味に仕上げています。どれも創業以来守り続けてきた伝統のレシピであり、毎日手間を惜しまず丁寧に作るからこそ生まれる味わいです。

この「洋食屋 フライパン」の味を支えるのは、オーナーの確かな修行の経験にあります。店主の父は、かつて東京の国立美術館の食堂で修業を重ね、その後、日本初のフランス料理店として知られる上野西洋で腕を磨いたシェフを師と仰ぎました。その伝統と技を受け継ぎながら、日々の食材に寄り添った料理を提供しているのです。華美な装飾や派手な演出はなくとも、一皿一皿に確かな技術と真心が込められています。

また、デザートの「昔ながらの焼きプリン」も、創業当時から変わらぬ人気を誇る逸品。シンプルながら卵と牛乳の自然な風味がしっかりと感じられ、カラメルのほろ苦さが全体を引き締めます。年配のお客様からは懐かしさを、子どもたちからは優しい甘さを喜ばれる味わいで、世代を超えて愛され続けています。

「洋食屋 フライパン」のもう一つの魅力は、季節ごとに変わるメニュー。決して定番だけにとどまらず、旬の食材を生かした料理を積極的に取り入れることで、訪れるたびに新しい発見と喜びがあります。老若男女問わず、家族で安心して楽しめる食事を目指しているからこそ、どの世代の方にも喜ばれる味を提供できるのです。

洋食は本来、日本人の食卓に寄り添いながら発展してきた料理。その歴史を大切にしながらも、地元の食材を活かし、時代に合わせて柔軟に変化していく姿勢が「洋食屋 フライパン」の魅力です。どこか懐かしく、しかし確かな美味しさを感じられる料理がここにはあります。長崎・浜町を訪れたなら、ぜひ一度足を運んで、心もお腹も満たされる洋食の温もりを味わってみてはいかがでしょうか。

・ 店舗情報詳細


店名

洋食屋 フライパン

お問い合わせ

095-822-1069

住所

長崎県長崎市浜町3-10 浜津ビル 3F

営業時間

11:30 – 21:00

定休日

木曜日