POLE POLE

・イチオシメニュー

広島市南区・大州の住宅街に、ふと立ちのぼる香ばしい香り。扉を開けると、ジュウジュウと肉が焼ける音と、温かな笑顔が迎えてくれる。そこは地元で愛される洋食店――「POLEPOLE（ポレポレ）」。

・こだわり

木の温もりが感じられる店内には、ランチタイムになると常連客や家族連れで席が埋まる。その人気を支えるのは、創業以来変わらぬ看板メニュー、「ハンバーグ」だ。フォークを入れると、中からあふれ出す肉汁に思わず歓声が上がる。外は香ばしく、中はふっくらとジューシー。その秘密は、オーナーシェフがこだわり抜いた“肉の配合”にある。

「牛肉の粗挽きとミンチのサイズを変えているんです」と、シェフは笑顔で教えてくれた。
ひと口目の弾力と噛むほどに広がる旨味。そのバランスを保つために、何度も試行錯誤を重ねたという。粗挽き肉が食感を生み、細かいミンチが旨みをしっかり閉じ込める。手ごねで空気を含ませることで、焼き上がりはふっくらとやわらかく、肉本来の味がしっかりと感じられる仕上がりになるのだ。

そして、もう一つの主役が、店名を冠した特製の「ポレポレソース」。
このソースこそ、料理に“POLEPOLEらしさ”を与える存在だ。玉ねぎや果実、スパイスをじっくり煮込み、時間をかけて仕上げる自家製ソースは、甘みとコク、ほのかな酸味が絶妙に調和。肉の旨みを引き立て、最後の一口まで飽きがこない。お客様の中には、このソースを目当てに通う方も少なくないという。

さらに、忙しい人やおうちでゆっくり味わいたい人のために、ハンバーグのテイクアウトにも対応。
焼きたての味をそのまま楽しめるように、注文後に一つひとつ丁寧に仕上げてくれる。近隣施設の駐車場を利用すれば、駐車無料券も渡してくれる心配りも嬉しいポイントだ。

「素材も手間も惜しまない。自分が“おいしい”と思えるものを、まっすぐ届けたい」
その信念が、POLEPOLEの味を支えている。

ふんわりとした肉の食感、口いっぱいに広がる肉汁、そして自家製ソースの深い味わい――。
一皿のハンバーグに込められた想いが、今日もゆっくりとお客様の心を満たしていく。
「POLEPOLE」、それは“ゆっくり”を合言葉にした、幸せがあふれる洋食の名店だ。

・ 店舗情報詳細