・イチオシメニュー

福岡県うきは市浮羽町西隈上2-4にある「CASA CUOMO CAFE UKIHA ISONOSAWA(カーサ クオモ カフェ うきは いそのさわ)」は、名シェフ・サルバトーレ クオモと老舗酒蔵「いそのさわ」による新たなコラボレーションから生まれた、食と文化の融合空間です。築130年の伝統的建造物をリノベーションして誕生したこのカフェは、古き良き日本の情緒と、イタリア・ナポリの食文化が見事に調和する特別な場所として注目を集めています。
・こだわり
サルバトーレ クオモ氏は、「ナポリピッツァを日本に広めた第一人者」として知られる存在。イタリア伝統の製法にこだわりながら、日本人の繊細な味覚に寄り添うピッツァを提案し、全国に“本物のナポリピッツァ”の文化を根付かせてきました。そのサルバトーレ氏が新たに選んだ舞台が、九州・うきはの地。清らかな水と豊かな自然、そして酒づくりの伝統が息づくこの土地に惚れ込み、酒蔵「いそのさわ」との出会いによって、新しい食文化の形を創り出したのです。
店の主役であるピッツァは、もちろん薪窯で一枚一枚丁寧に焼き上げられます。使用される小麦粉はイタリア産の“00粉”をベースにしながら、うきはの水と空気に合わせた独自の配合で、外は香ばしく中はもっちりとした理想的な生地に。高温の窯でわずか90秒ほど焼くことで、ナポリピッツァ特有の軽やかな食感と小麦の香りが際立ちます。特におすすめは、定番の「マルゲリータ」。フレッシュトマトの酸味とモッツァレラチーズのまろやかさ、そしてバジルの香りが見事に調和し、シンプルながらも奥深い味わいを楽しめます。
「CASA CUOMO CAFE UKIHA ISONOSAWA」ならではの魅力は、ここに“酒蔵の伝統”が息づいていること。創業130年以上の歴史を持つ「いそのさわ」が手がける日本酒と、ナポリピッツァという異文化の融合は、まさに唯一無二のマリアージュです。芳醇な香りの純米吟醸や、キレのある辛口酒が、ピッツァのチーズやトマトソースと驚くほど相性が良く、イタリアと日本の味覚が一つのテーブルで出会う瞬間を堪能できます。ワインではなく日本酒でピッツァを味わうという新しい提案は、この地だからこそ実現できた革新的な試みです。
店内は、築130年の酒蔵をそのまま活かした趣ある空間。太い梁や漆喰の壁、木の温もりが残る設えに、モダンな照明とアートが絶妙に調和しています。歴史ある建物に漂う落ち着いた空気が、食事をより特別なものにしてくれるでしょう。昼は自然光がやさしく差し込み、夜は静かな灯りが大人の時間を演出。カジュアルなランチから特別なディナーまで、さまざまなシーンで利用できるのも魅力です。
「CASA CUOMO CAFE UKIHA ISONOSAWA」は、ナポリと筑後の文化が交差する、まさに“食と伝統の新境地”。サルバトーレ クオモの情熱と「いそのさわ」の誇りが融合したこの場所で、世界にひとつだけのマリアージュを体験できます。日本の美意識とイタリアの陽気さが同居するこの空間で、薪窯の香りに包まれながら極上のピッツァと日本酒の出会いを味わってみてはいかがでしょうか。
・ 店舗情報詳細
CASA CUOMO CAFE UKIHA ISONOSAWA
070-2297-3680
福岡県うきは市浮羽町西隈上2-4
金土日, 11:30-20:00
月火木, 11:30-16:00
定休日:

