・イチオシメニュー

愛知県半田市亀崎町。歴史と文化の香りが漂うこの街にある「立川美術館」の館内に、沖縄の味を楽しめる一軒がある。それが「沖縄そばがじゅまる」だ。美術館という落ち着いた空間の中で、沖縄の食文化に触れられる場所として、多くの人に親しまれている。
・こだわり
店名にもなっている「がじゅまる」は、沖縄で“幸せを呼ぶ木”として知られる存在。その名の通り、訪れた人が食事を通してほっとした時間を過ごし、沖縄の温かな空気を感じられるような店づくりを目指しているという。店主が大切にしているのは、「たくさんの人に沖縄の魅力に触れてほしい」という思いだ。
同店の看板メニューは、もちろん沖縄そば。その美味しさを支えているのが、手間ひまかけて仕込むスープと、沖縄から直送される生麺の組み合わせだ。スープは毎日丁寧に仕込み、素材の旨みを引き出すことを大切にしている。特にこだわっているのが“出汁”。複数の素材をバランスよく合わせた、4種類の出汁をブレンドすることで、奥行きのある味わいを生み出している。
ひと口すすれば、やさしく広がる出汁の香りとコクが感じられる。派手さはないものの、何度でも食べたくなるような深みのある味わいが特徴だ。沖縄そばならではの、ほっとする美味しさをしっかりと感じられる一杯に仕上がっている。
そして、スープと並ぶもう一つの主役が、沖縄から直送される生麺だ。本場から取り寄せた麺は、ツルっとした喉ごしともちもちとした食感が魅力。スープとの相性も良く、出汁の旨みをしっかりと絡めながら口の中へ運んでくれる。食べ進めるほどに、スープと麺が一体となった美味しさが感じられる。
料理だけでなく、店全体から感じられる沖縄の温かな雰囲気も、この店の魅力のひとつだ。沖縄の文化や食の魅力を、もっと身近に感じてもらいたい――そんな思いが店づくりの随所に込められている。沖縄を訪れたことがある人には懐かしさを、まだ訪れたことがない人には新しい魅力を伝えてくれる場所でもある。
美術館を訪れた際の食事としてはもちろん、「沖縄そばを食べたい」という理由だけで訪れる人も少なくないという。文化と食が交わる場所で、本場の味を丁寧に届ける「沖縄そばがじゅまる」。その一杯には、沖縄への想いと、訪れる人への温かな気持ちが詰まっている。ここで味わう沖縄そばは、遠く離れた南の島の風を、そっと感じさせてくれるだろう。
・ 店舗情報詳細
沖縄そば がじゅまる
070-8974-2892
愛知県半田市亀崎町6-81-2 立川美術館内
11:00-14:00(LO13:30)
水

