食堂日々

イチオシメニュー

・本日の魚定食
・日々丼
・月替わり定食

京都・円町駅からほど近く、住宅街の一角にひっそりと佇む「食堂 日々」。暖簾をくぐると、木の温もりに包まれたやさしい空間が広がる。白壁に木のカウンター、季節の草花がそっと飾られた店内は、まるで友人の家を訪ねたような安心感に満ちている。

・こだわり

「毎日のごはんを、丁寧に」。
そんな思いが込められた店名の通り、食堂日々は、日常の中でほっと一息つける“心の拠りどころ”のような存在だ。特別なものではなく、毎日食べても飽きない料理を、できる限り手づくりで提供している。

看板メニューは、訪れる多くの人が注文する「本日の魚定食」。
その名の通り、仕入れに応じて内容が変わる日替わりの一皿だ。京都市内の市場で毎朝仕入れる新鮮な魚を使い、焼き・煮付け・南蛮漬けなど、素材に合わせて最もおいしくなる調理法で仕上げる。

「魚はその日の顔がある」とオーナーは言う。
仕入れた瞬間に感じた“旬”や“旨み”をどう引き出すかを考えるのが楽しみなのだそうだ。脂ののったサバの日もあれば、ふっくらと上品なキンメの日もある。味付けは決して濃すぎず、素材の味を最大限に活かす。添えられる小鉢やお味噌汁も手づくりで、出汁の香りがふわりと広がる。ご飯は地元産のコシヒカリを使用し、炊き上がりのつややかさにも気を配っている。

この“本日の魚定食”が愛される理由は、ただ美味しいだけではない。
ひとつひとつの料理に“日々の積み重ね”が感じられるからだ。下ごしらえから盛り付けまで、決して妥協せずに仕上げる姿勢。丁寧に炊かれたご飯、出汁を引いた味噌汁、季節の野菜を使った副菜――すべてがバランスよく、身体にやさしい。まるで、家庭の食卓をそのまま少し上品にしたような安心感がある。

「特別な日に来てもらうより、日常の中でふらっと立ち寄ってもらえるお店にしたいんです」
オーナーのその言葉の通り、店には常連客が多い。仕事帰りに立ち寄る人、休日に家族で訪れる人、京都観光の途中でほっと一息つく人――誰もが肩の力を抜いて食事を楽しめる場所だ。

・ 店舗情報詳細


店名

食堂日々

お問い合わせ

075-496-4100

住所

京都府京都市中京区西ノ京西月光町6-17

営業時間

11:30〜14:30

17:30〜23:00

定休日:水